ブックタイトル住信SBIネット銀行株式会社 中間期ディスクロージャー誌2017

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概要

住信SBIネット銀行株式会社 中間期ディスクロージャー誌2017

事業の概況事業の経過等事業の成果当社グループは、2007年9月の営業開始以来、「どこよりも使いやすく、魅力ある商品・サービスを24時間・365日提供するインターネットフルバンキング」を基本的コンセプトとして、その実現に力を注いでおります。銀行業においては、当社の主力商品である住宅ローンにて、2017年6月より『団体信用生命保険』および『就業不能保険』の保障内容の拡充を行うほか、11月にはAI(人工知能)技術を活用した先進的審査手法を導入するなど、住宅ローンの商品性改善を進めました。また、法人のお客さまに対しても、6月に「振込優遇プログラム」、7月にトランザクションレンディングの毎日入金オプション「ペイメント・ツー」の提供を開始するなど、一層の商品・サービスの拡充に向けた取組みを継続しています。金融とITを融合したFinTech事業領域では、2月に提供開始したロボアドバイザーにおいて、ウェルスナビ株式会社に続き、7月に株式会社お金のデザインとの業務提携を行い、「THEO+(テオプラス)住信SBIネット銀行」の取扱いを開始いたしました。加えて、9月に株式会社マネーフォワードが提供する自動貯金サービス「しらたま」とのAPI接続を開始するなど、お客さまの利便性向上に努めました。また、お客さまがより便利にインターネットバンキングサービスをご利用いただけるよう、7月に当社の外貨預金アプリをリニューアルし、お取引画面の改良や、急騰・急落時の通知に対応しました。その他にも、AI技術を活用した不正送金対策の高度化に向けたモニタリングシステムの開発に着手するなど、お客さまに安心してお取引いただける環境を整備しております。クレジットカード事業においては、7月に当社が発行する新クレジットカード「ミライノカード」を発表し、11月より募集を開始しております。国際ブランドおよび非接触型電子マネーへの対応等を進め、お客さまにご満足いただけるサービスの提供に注力してまいります。こうしたなか、「JCSI(日本版顧客満足度指数)「銀行(特別調査)」業種」、および「銀行業界を対象にしたNPS Rベンチマーク調査2017」において、第1位の評価をいただきました。今後も引続き、お客さまにとっての「レギュラーバンク」を目指して「お客さま中心主義」を事業活動の原点に、インターネットの利便性を最大限活用し魅力ある金融サービスの開発・改善を進めてまいります。2017年9月末日現在における口座数は296万件、預金総額は4兆3,118億円、住宅ローン実行累計額は3兆7,787億円、貸出残高は2兆7,451億円となる等、多くのお客さまにご愛顧いただいております。当中間期の損益の状況につきましては、経常利益が70億円、中間純利益が46億円となりました。これは、住宅ローン等を中心とした個人向けローンが引続き好調に推移したことによるものです。なお、1株当たり中間純利益は3,096円15銭となりました。資産負債の状況につきまして、総資産は4兆8,508億円となりました。このうち貸出金につきましては、住宅ローン等への積極的な取組みにより2兆7,451億円、有価証券は6,774億円、買入金銭債権は2,055億円となっております。一方、負債は、4兆7,634億円となりました。このうち預金につきましては、普通預金や円定期預金等を中心に4兆3,118億円となっております。純資産は、中間純利益46億円を計上したことや、その他有価証券評価差額金および繰延ヘッジ損益の変動を要因として、874億円となりました。連結当中間期の損益の状況につきましては、経常利益が70億円、親会社株主に帰属する中間純利益が46億円となりました。なお、1株当たり中間純利益は3,105円89銭となりました。資産負債の状況につきまして、連結総資産は4兆8,508億円となりました。このうち貸出金は2兆7,414億円、有価証券は6,761億円、買入金銭債権は2,055億円となっております。一方、負債は、4兆7,632億円となりました。このうち預金につきましては、普通預金や円定期預金等を中心に4兆3,112億円となっております。純資産は、親会社株主に帰属する中間純利益46億円を計上したことや、その他有価証券評価差額金および繰延ヘッジ損益の変動を要因として、875億円となりました。2中間期ディスクロージャー誌2017