経営方針
経営戦略
経営戦略
当社グループの経営理念を事業活動の基本に置き、革新的なビジネスモデルの創造、更なる利便性の向上、安定した経営管理・組織運営の実現を目指してまいります。
これまで当社は、先進的な技術の活用によって、高い顧客満足度を実現し、成長を続けておりますが、先進性を維持することにより、更なる成長を実現して参ります。
デジタルバンク事業では、主力商品である住宅ローンは銀行代理店チャネルを中心に拡大を図るとともに、お客さまのライフステージに合わせた外貨預金やロボアドサービス等の提供により、非金利収益の拡大を目指します。
また、キャッシュレス化の進展を踏まえたUI・UXの改善によりデビットカードを含めた決済関連の取扱高や手数料を伸ばすとともに、法人の口座開設を促進することにより、手数料収益の他、トランザクション・レンディングの残高増加を図って参ります。
BaaS事業では、事業の認知度向上及び提携先の開拓を図りつつ、やみくもに口座拡大を図るのではなく口座あたりの収益を意識した稼働口座の獲得を促進し、各提携先の専用支店口座の増加により、アカウント(口座)手数料を増加させる方針です。また、人材やシステム投資等の資源を集中することで、提携先の拡大と迅速な事業の拡大を図って参ります。
また当社は、BaaS事業の取組みがもたらす、提携先のお客さま、提携先、当社それぞれがWin・Win・Winとなる仕組み及び決済や提携先等のデータを活かし、従来の銀行とは異なるビジネスモデルを確立していきたいと考えています。
その一つとして、お客さまからご自身の個人情報の利用に同意いただくことを前提としたIDデータを活用する広告配信ビジネスを担う子会社として株式会社テミクス・データを設立し、データプラットフォームを活用した広告事業を開始しております。
加えて、第1次産業のサプライチェーン最適化等を手掛ける新たな事業の検討を開始しております。
当社は、デジタルバンク事業において引き続き口座数の増加を図るとともに、BaaS事業においては提携パートナー数の拡大とそれに伴う口座数の増加に向けて邁進し、当社グループ全体の収益拡大と更なる成長を目指して参ります。