プレスリリース
2021年11月10日
住信SBIネット銀行株式会社
自社AI(人工知能)技術を活用した
不正送金対策モニタリングシステムの高度化について
住信SBIネット銀行株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:円山 法昭、以下「住信SBIネット銀行」という)は、このたび不正送金対策のモニタリング用AI(人工知能)を構築し、自社システムを導入することにいたしました。
住信SBIネット銀行では、第三者による不正送金を防止するため24時間365日体制で振込のモニタリングを行っております。不正送金の疑いがある取引を高精度かつ効率よく検知することを目的として、従前よりAIを導入しておりましたが、より高度なAI導入のため、自社でもAIを開発し、2020年から2021年にかけて他社製品を含めた複数のAIで実証実験を実施いたしました。その結果、自社AIが最も高精度に不正取引を検知することが確認できたことから、モニタリングシステムにおいて自社AIの導入を決定いたしました。
本AIの導入により、不正取引に係る判断の高速化と、より精緻な不正送金の検知が実現する見込です。
本AIは最先端の技術を活用して構築されており、新たな不正送金の疑いがある事例を随時学習していき、不正送金を防止するためのモニタリング業務において、更なる高度化・効率化を実現いたします。
今後は、当社だけではなく不正送金防止にニーズのある金融機関への提供等、より幅広い不正取引判別の実現を視野に入れております。
住信SBIネット銀行は、お客さま中心主義のもと最先端のテクノロジーを活用することで金融サービスを変革し、社会をより快適で便利なものに変えていくことを目指してまいります。
以上