キャリア採用

インタビュー

デジタルバンク企画（マネージャー）

F.M 2015年新卒入社

世の中のニーズを捉えた融資商品・UIを発信していく

現在担当している仕事内容・役割

企画・マーケティングにデータも個々の声も活かす

私が所属するファイナンス事業部コンシューマーローングループは、住宅ローン以外の個人融資商品を幅広く所管しており、日々新商品の企画・開発や既存商品におけるマーケティング活動を行っています。
新商品の企画・開発、既存商品のマーケティングのどちらにおいても、世の中の動向やニーズの変化を正しく捉えることが重要であるため、「データを用いた定量的な分析」と「お客さまの声を個別に見ることでの定性調査」の両面に取り組み、得られた示唆を商品・サービスに反映させています。

当社は私のような比較的若い社員でも裁量が大きく、また意思決定のスピードも速いので、「こうしたい！」と思ったらすぐにそれを商品性やUIに反映させるなどし、世の中に発信することができます。その結果が良いものならさらに良くする方法を考え、反対に芳しくない結果の時は別の打ち手を探ります。
このように、「まずはチャレンジしてみる」ことに重きを置いて働けているので、結果の良し悪しに一喜一憂しすぎることなく、変化を楽しみながら仕事をすることが出来ています。

入社理由

「業界の成長と合わせて自身も成長」というベストシナリオを描けた

私が当社に新卒入社した2015年当時は、ネット銀行という存在は今ほど世の中に浸透していないときでした。
当時の私の就職活動の軸は「自己の成長が見込めるか」であり、また、金融機関志望で業界分析を行っていました。金融機関といっても銀行・証券・保険・カード・リースなどさまざまな業界がありますが、『市場(業界)の成長と合わせて自分も成長していく』というベストシナリオを描けそうだと注目したのがネット銀行業界でした。

今は、当社を含めたネット銀行各社も新卒採用に力を入れていますが、2015年当時は新卒採用をしていたネット銀行は当社と他数社しかなく、そんな中で、最終的にご縁のあった当社に入社を決めました。
当社に入社してから今日まで、銀行サービスのオンライン化は急速に進み、そして今後においてもその速度は加速度的に増していくのだろうと日々感じています。業界も当社も日進月歩する中、エネルギーや活気が溢れる環境で自分自身も日々成長していくことが出来ていると実感しています。

印象に残っているプロジェクト

企画から半年でアウトバウンドのコールセンター立ち上げを実現

少し前のことですが、カードローンのコールセンターをコストセンターからプロフィットセンターに変えるべく、事務架電以外の営業アウトバウンドを行うためのコール部隊を新規に立ち上げました。
当社はネット銀行ですから、お客さまとの接点はWEBチャネルが中心です。しかしながらカードローンをご利用されるお客さまにはより細やかな電話対応のニーズがあると考え、これまで事務架電のみ行っていたコールセンターとは別に、新しく当社から積極的にコミュニケーションを取りにいくためのアウトバウンド部隊を立ち上げました。

ある意味、ネット銀行である当社の全社的な方針と逆行する案件でしたが、お客さまとの親密なコミュニケーションの重要性は社内でも受け入れられ、企画からわずか半年程度でセンター立ち上げを実現することが出来ました。
立ち上げ後、お客さまに寄り添った対応を徹底出来るようになったことで各種営業KPIは向上し、また、外部の顧客満足度調査においても、ローンコールセンター部門の評価が前年から大きく伸び、日本全国の銀行で１位の高評価を受けることができました。

これからチャレンジしたいこと

メンバーと同じ志で仕事ができる組織作り

私が関わらせていただいている尊敬するビジネスマンは皆、仕事に対して自分なりの明確なビジョンを持っているように思います。
私は今、グループ長という立場で仕事をしていますが、グループという小さな単位でも毎日何らかの判断が発生します。その多くは合理性だけでベターな結論を出せることが多いですが、ときには合理性以外の要素を勘案して結論を出す必要があり、未だに私はそういったとき判断に迷ったり、答えが出せないことがあります。

仕事に対するビジョンが無い組織は、グループという小さな単位でも迷走しますし、反対にビジョンがあればそれは組織の中に浸透し、活力に繋がると思います。
ですから私の今後の目標は、仕事に対する自分なりのビジョンを確立すること、そしてグループメンバーと共有することで、同じ志で仕事ができる組織作りが出来るようになることです。そうした取り組みの中で私自身も自分の視座を高めていき、将来活躍できるリーダーに成長できればと思っています。

住信SBIネット銀行をこう変えていく

当社はネット銀行であることの強みを生かし、各種手数料や金利で競争優位性を確保することでお客さまに選ばれてきました。
他方で、日本全体でみるとネット銀行の認知度や口座保有率は決して高くはなく、当社を知らない人も世の中には多いと思います。
今後は幅広い世代・地域の人にも知っていただき、使っていただけるような銀行にしていければと思っています。