キャリア採用
インタビュー
エンジニア(マネージャー)
S.T 2014年 中途入社
目指すは「顧客影響のある障害発生ゼロ」真のシステム安定稼働に向けチャレンジしていく
現在担当している仕事内容・役割
ネット銀行の土台となる安定したシステム基盤を常に提供する
システム運営部のミッションは以下となります。
・業務系システム基盤の安定稼働
・社内OAシステムの安定稼働
・上記システムの運営全般
システムには、ネットワーク/ハードウェア/OSなどの土台となるシステム基盤とその上で各種業務機能を提供する部分がありますが、私が所属するシステム運営部は主に前者のシステム基盤を提供する役割となります。システム基盤はオンプレミス環境もあればクラウド環境もあり、以前はオンプレミス環境がほとんどを占めておりましたが、最近ではほとんどがクラウド環境に置き換わっています。オンプレミス/クラウドに関わらずですが、システム基盤の安定稼働なしには、業務機能を安定して提供することはできません。安定したシステム基盤を常に提供するためにシステム運営部は日々活動しております。
私自身はシステム運営部の部長として各種案件立ち上げ、その後の案件管理、また、メンバーリソース管理/予算管理/関連ベンダー管理などを担っています。
入社理由
ITベンダーからネット銀行へ 1つの企業のシステムに中長期的に関わりたかった
前職はITベンダーでSE業務やITコンサルティング業務をしておりました。その頃は1つの会社のシステムに特化して取り組むよりも、多くのお客さまの多様なシステムに関わる方が、IT知識/経験を幅広に吸収することができると考えておりました。
しかし、これらの業務においては多くのシステムを経験できる反面、関わったお客さまのシステムが2年後3年後にも安定稼働しているか、長期的に価値を提供し続けているか、といったことは評価できないことが多いかと思います。
1つの企業のシステムに中長期的に関わっていきたいと思っていたこと、この頃に銀行システムに多く関わっていたこと、通常の銀行よりネット銀行の方がこれまでのシステム経験がより活かせるのではと思い、当社を選びました。
印象に残っているプロジェクト
業務システムのクラウド環境への移行、勘定系システムの基盤更改など大型案件をマネージ
印象に残っているプロジェクトとして2点挙げたいと思います。1点目はオンプレミス環境で稼働していた多数のシステムを一斉にクラウド環境に移行した案件です。当時は、金融機関の本番システムをクラウド環境で本格的に稼働させること自体がかなりチャレンジな取り組みでした。
また、銀行システムをクラウドで稼働させることに対してステークホルダーに説明を尽くす必要があったことも大きな課題でした。この時に勘定系以外のほぼ全てのシステムをクラウド移行することに成功したことが現在のクラウド中心のシステム運用に繋がっています。
2点目は勘定系システムの基盤更改対応です。保守期限到来と顧客増に備えたシステム拡張が同時に必要となり、且つ勘定系のシステム移行としては短期間である約2年での移行完了が必達という制約のある案件でした。
厳しい条件下ではありましたが、全社を挙げてのプロジェクト支援体制により、スケジュール通りのサービスインを達成できました。このような大型案件をマネージできる環境が整っていることも当社の魅力と思っております。
これからチャレンジしたいこと
顧客影響のある障害発生ゼロを実現したい
現在は、システム運営部のミッションを達成することに専念しておりますので、短期的には完全なシステム安定稼働を達成することに取り組んで行きます。機密性/完全性/可用性の要素を満たした高セキュリティシステムを維持します。指標値としては、年間を通して顧客影響のある障害発生は0件であることを実現したいと考えます。
そのためには、障害を即時検知すること、検知した障害を顧客影響が出る前に代替手段に切り替えること、障害箇所は極力人手ではなく機械による自動修復にて対応することなどの施策を実現していくことが必要かと思います。1つずつ具体化にチャレンジして行きたいと思います。
住信SBIネット銀行をこう変えていく
多くの人に憧れられるような会社になれると良いと思います。当社は顧客第一のサービス提供が徹底していること、先進的なサービスを常に提供し続けていること、先進技術を常に活用していること、素晴らしい人材が多く働いていることなど数多くの価値があると感じます。
抽象的ではありますが、当社で働いていることが誇らしい、当社で働いていることがかっこいい、当社でぜひ働きたいと多くの方に感じていただける会社にしたいと思います。
ぜひ一緒に働いて、皆さんの思いを実現する場にしていきましょう。