キャリア採用
インタビュー
エンジニア
T.K 2020年 中途入社
NEOBANKの土台造りとスピード感の向上を目指す
現在担当している仕事内容・役割
提携先や他部署と協業しながらシステム開発推進を担う
NEOBANK(BaaS)事業におけるシステム開発推進が主要な業務となります。
新規提携先とのNEOBANKアプリの開発および導入済み提携先との追加開発案件の推進を担当しています。
新規提携先との導入案件においては、提携先の管理するユーザー情報と当社の顧客情報の連携方法などといった業務フローを意識した要件定義から始まり、当社開発ベンダーの開発推進、社内および提携先企業含めた受け入れテストおよび移行の計画や調整までを行います。
導入済みの提携先においては、お客さまからの問合せに対する調査や、追加開発・改善案件の推進を業務部門および提携先企業と協力しながら行っています。
必要に応じて、提携先の開発ベンダー含めてスケジュールや課題解決に向けた調整なども行います。
入社理由
開発ベンダーよりもユーザーに近い立場で仕事がしたかった
前職では、開発ベンダーとしてシステム開発を4年ほど経験したのち、銀行に常駐して銀行員のサポートのような役割を担っていました。案件推進におけるQA対応やベンダーとの調整、テスト推進などを行っていました。
よりユーザーに近い立場で仕事をしたいと考えて転職を考え、当社がその希望に近いと思い入社しました。
印象に残っているプロジェクト
社歴に関係なくフラットな話し合いで課題解決する
入社後最初に担当した案件なのですが、法人口座開設をオンラインで完結できるようにする邦銀では初となるプロジェクトでした。案件立ち上げ前の検討プロジェクトから要件検討を進めていて要件定義は完了しているという状況でした。
担当替えにより、私が急遽参画することになったのですが、参画した際には課題や変更要求が10件ほど積みあがっている状況でした。
チームとしては、新卒2~3年目の若手社員から責任者まで10名ほどの人数でしたが、より良いサービスを提供できるように、年次や社歴など関係なく意見交換を行い、課題解決しながらリリースを迎えることができました。
邦銀初ということで新聞などにも取り上げられ、社内でも高い評価を得たという点でも印象に残っているのですが、リリース後に業務部門の部長から、「プロジェクトに入ってもらって良かった」と言ってもらえたことはとても励みになりました。
これからチャレンジしたいこと
新規参画者でも対応できるような土台造りを
NEOBANK事業はまだまだ始まったばかりなので、今後の事業拡大に向けて改善すべき課題もあります。案件経験者や有識者を増やすだけでなく、新規参画者でも対応できるような土台造りも必要だと感じています。
また、提携先との要件整理に時間を要することも多いため、要件整理のスピード感を上げられるような工夫も業務部門と協力しながら検討していきたいと考えています。
個人的には、NEOBANK事業以外に融資系の案件を担当することが多いのですが、業務要件の難易度も高くシステムの要件定義着手までに時間がかかる案件も多いため、業務要件整理と並行してシステム要件の抽出を行うことで、開発スケジュールの短縮を図るといった取り組みもしていければと考えています。
住信SBIネット銀行をこう変えていく
システムの数や案件が増加するにあたり、体制の拡充は必要不可欠です。十分な体制構築と銀行としてのコストのスリム化をしていければ良いと思います。